
発音(構音)指導 幼児〜大人
- カ行やサ行が言えない
- 「とうもろこし」が「とうころもし」になってしまう
- 全体的に不明瞭
- 側音化構音と指摘された・・・
子どもから大人まで、幅広い発音のお悩みに対応します。言語聴覚士の観点から、幼児の発音や音韻認知の力をチェックしたり、アナウンサーの立場から綺麗な発音を目指した指導などを行っています。
なお、子どもの構音(発音)の指導開始時期の目安は、カ行・ガ行の場合は年中さんの夏休み、サ行・ザ行・「つ」の場合は年長さんの夏休みがリミットとお考えください。それ以前でも、お子さんが言えないことにストレスを感じている場合は、早めの指導スタートをお勧めします。
吃音指導(幼児〜高校生)
5、6歳のお子様には、DCMとリッカムプログラムをご案内しています。
リッカムプログラムはオーストラリア生まれの、幼児向け吃音指導プログラムです。約1年に渡る長丁場のトレーニングですが、優れた効果が実証されており、世界中に広がっています。日本でも2021年に発布された幼児向け吃音ガイドラインにて、最も推奨するトレーニングに選ばれました。
- 毎日15分、おうちで親子トレーニングの時間を設ける
- 1、2週間に一度、言語聴覚士との面談を親子で受ける
- 2つの条件を半年〜1年継続する
以上の条件下での実施になりますが、当相談室はオンライン診療を取り入れているため、1週間から10日に一度のオンライン面談で進めています。
小学生以上について、現時点では医学的証拠に基づいた明確なプログラムは開発されていません。吃音について、まだそれほど気にしていないお子様の場合は親御さんへのアドバイスを中心に、本人に自覚がある場合は、吃音について学び、自身の症状をコントロールする手助けを行っていきます。また、当相談室ではカミングアウト(先生や友達に吃音であることを告白する)をお勧めしていますので、そのお手伝いもさせていただきます。
5歳以下のお子様の場合、環境調整で介入させていただきます。いずれはリッカムプログラムに移行することが可能です。吃音が始まった時期から指導開始までに間があけばあくほど、予後が悪いという報告もあります。「様子を見る」という形で放置するのでなく、早めにご相談ください。
発声・表現指導
フリーアナウンサーとしての経験と言語聴覚士としての知識を生かし、大人のための発声や表現の指導を行っています。
- 発声や滑舌をよくしたい
- 堂々とプレゼンできるようになりたい
- いろいろな種類の声を出せるようになりたい
- 音読がうまくなりたい
あなたの声をよりよくするお手伝いをいたします。
ことばの指導(幼児・小学生)
話しことばに不安を抱えるお子様、SST・ソーシャルスキルトレーニングを受けてみたいお子様向けの指導です。パソコンの前に座って課題ができる年齢のお子様が対象です。
なお、ことばの遅れ・発達の指導に関してはオンラインが向かないこともあり、対面指導を推奨しています。こちらも机に座って課題ができる年齢のお子様が対象です。
まだ発語がないなど、机上課題が難しく、本人への指導が行えない場合、オンラインでの保護者相談とお子様の言語評価を承っています。事前に映像のやりとりなどさせていただければ、より具体的なアドバイスが可能です。