特性に応じた指導内容

構音障害

「か行・さ行が言えない」、言い間違いが多い、など、小児期特有の構音障害(発音の障害)について指導します。また読み書きがなかなか進まない、音読が一文字一文字の拾い読みになってしまう、といった場合の対応もしています。

●発達障害(小児)

発達障害でとくに言語やコミュニケーション上の困難を抱えている小児対象に指導を行っています。高校生までが対象です。小さいお子さんの場合はあそびをとりいれた機能訓練が中心、小学生以上はお子さんの特性を評価した上で、学校の勉強とは違う、苦手なことにフォーカスした指導を行います。たとえば「言葉で説明するのが苦手」といった場合は、視覚的手がかりを使いながら語彙を操作するトレーニングなどを行います。

●吃音(小児)

吃音における「様子をみましょう」という時代は終わりました。2021年に発布されたガイドラインでは「5歳までに自然治癒しなければ指導開始」と明記される予定になっています。また指導内容として「DCM」「リッカムプログラム」が第一優先となります。どちらも6歳頃までしか使用できない、小児専用の貴重な吃音指導法です。当相談室ではリッカムプログラム研修修了の言語聴覚士が指導にあたります。なお吃音に関してはオンライン指導を推奨しています。

【小児吃音プログラム】

対象は年中・年長さんとその保護者様です。治療期間は半年から1年ほどで、言語聴覚士との週1度のセッションのほか、おうちでお子様とお父様・お母様によるホームトレーニングを毎日行っていただきます。

当相談室ではまずDCMを2ヶ月(約8回)実施し、その結果を評価して、その後リッカムプログラムを行うべきかどうかを判断しています。参加条件は以下の通りです。

・毎日15分、おうちでお子様と1対1のトレーニングタイムが作れる保護者様

・週に1度の言語聴覚士との30分オンライン指導を受ける時間が作れる保護者様

・指導料金の銀行振り込みができる保護者様

*このプログラムは基本的に保護者様がお子様に対しトレーニングを行っていただく内容になっています。

●ことばの遅れ(2〜3歳)

2、3歳程度で、まだ言語聴覚士との机上の訓練が行えないお子さんの場合、発達の状態に見合ったアドバイスをさせて頂くほか、ペアレントトレーニング(保護者向けトレーニング)を推奨しています。当相談室ではインリアルアプローチという、お子様への言葉がけの指導を保護者様に対して行います。お子様への適切な言葉のかけ方やお子様の反応の引き出し方などを学んで頂けます。

発達の相談ができる先は限られていると思います。保護者様のお悩みを、継続してお聞きしながら、そのときそのときに見合ったアドバイスをさせて頂きます。