愛媛CATVのたうんチャンネルにて放送中の「まなびの窓口」で、当相談室の紹介をしていただいています。
相談室の案内と、小児分野における療育の重要性、吃音のガイドラインについてお話させていただきました。ご加入の方はぜひご覧ください。
愛媛CATVのたうんチャンネルにて放送中の「まなびの窓口」で、当相談室の紹介をしていただいています。
相談室の案内と、小児分野における療育の重要性、吃音のガイドラインについてお話させていただきました。ご加入の方はぜひご覧ください。
9月8日に講師を勤めさせていただいた、愛媛県言語聴覚士会の公開講座が、愛媛CATVで放送されています。タイトルは「愛媛県言語聴覚士会 公開講座 コミュニケーション障がいの対応について」です。こちらでチャンネルと時間が確認できます。(キーワード検索ができる欄があります)
失語症はまだまだ認知が低い障害ですが、現場ではその対応にお困りの方が多くいらっしゃることと思います。今回の講座では、前半は基礎知識、後半はワークショップも交えて、実際にどんなツールを使ってどう話しかけていけばいいのか、など、明日からすぐに使えるチップスが満載です。たとえば、「声がけだけでなく文字や絵も提示する」「ひらがなよりも漢字が有効」「相手が答えた内容を文字に書き起こして再確認する」などなど。これを機会に失語症に関する理解を深めていただければと思います。
9月8日に松山市の総合福祉センターで、愛媛県言語聴覚士会による市民公開講座があり、失語症をテーマに講演させていただきました。その模様が後日愛媛CATVで放送されます。
失語症の「機能」と「支援」のうち、機能パートを担当させていただきました。内容はこちらをご覧ください。
講演の最後に、ある患者様からいただいた写真を紹介させていただきました。この方は喉頭癌をわずらい、喉頭を摘出されています。喉頭を摘出すると声門も一緒に摘出するため声を出すことができなくなります。
それでもカメラという趣味を今でも続けておられ、ひとりで撮影にどんどん出かけるなど、精力的に活動しておられます。ご自身の写真がコンテストで入賞したり、市の広報誌を飾ったりなど、かなりの腕前でもいらっしゃいます。
言語聴覚士は失語症や発声障害のようなコミュニケーション障害に関わる仕事です。しかしながら、声が出せる、ことばがわかる、だけでは意味がありません。人とコミュニケーションをとることを楽しみ、人生を楽しむ、そのことが一番大切なリハビリの最終ゴールです。逆に言えば、多少ことばに不自由しても、本人が人生に満足して人とのやりとりを楽しめていたら、それでいいと思っています。この写真のように鮮やかな人生を取り戻すために、私もお手伝いできたらと思っています。